『サハラに舞う羽根』(★★★★☆)

heroshe2004-03-02

監督:シェカール・カプール
主演:ヒース・レジャーケイト・ハドソン
19世紀、大英帝国の植民地政策における戦争モノ。本作はA.E.Wメイスンの原作の6度目の映画化ということらしい(他見たことなし)。
主人公ハリー(青年仕官)が、出兵が決まったが、戦うことの意義を見出せず、また、軍の上官に父を持ち、その決められたレールを歩んできた不満などから、軍の除隊を申し出る。しかし、その当時は、国の為に命を賭けることが何よりも名誉だった時代。そんなハリーに友人から、臆病者との烙印を押されてしまう。ただ一人の親友を除いて…。
戦地に友を助け出しに行く、戦争ロマンス型の映画だ。メッセージ性も、エンターテイメント性も強く、よく作り込めていると思う。男の親友2人と、その2人が愛する女性という、ありがちな三角関係もあるが、パールハーバーのようなドロドロ感もなく(笑)愛の形を表現している。
お薦め度:★★★★☆
http://www.saharanimau.jp/
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